デザインからテクニックまで、魅力的なホームページの作り方を紹介していくこのコーナー、記念すべき第1回は写真画像の「影」の処理です。
アルバムやカタログなど、同じサイズの写真を並べるとき、ただ並べただけでは芸がありません。それぞれの写真に影をつけるだけで、質感も立体感も違ってくるのです。たいていのグラフィックソフトには、画像に影をつける「ドロップシャドウ」という機能がついていますが、いちいち画像処理するのも面倒だし、元画像がJPEG形式の場合は再圧縮すると画像が劣化してしまいます。
そこで、テーブルの背景に「影」の画像を置き、その上に写真をのせてみましょう。同じサイズの写真を入れかえることが多い場合には、とても便利です。サンプルページにサンプル画面とソースをアップしているので、そちらもご覧ください。

 
まず、テーブルのサイズを決めましょう。1ページにどれぐらいの大きさの写真を何枚並べるか、テキストはどれぐらいつけるか、などを考えてテーブルの大きさを指定します。

ここでは、[shadow.gif]を作ります。テーブルにはタイリングという、同じ画像を繰り返し表示する性質があるので、shadow.gifは背景として表示するテーブルのセル(<td>タグ)と同じサイズか少し大きめにします。



 
テーブルを組むときに、[shadow.gif]を<td>タグのbackground属性を使って配置します。このとき、<td>タグのサイズ指定は必須です。

最後に、写真画像を読み込みます。これは<img src="XXXXX">のタグを使って、XXXXX部分に読み込むファイル名を入れます。写真画像が違う階層のフォルダにあるときはパスで表示します。例えば、表示するmain.htmlを置いてあるフォルダの下のimagesフォルダにphoto01.jpgがある場合は、<img src="images/photo01.gif">と書きます。

ブラウザで読み込めば、[shadow.gif]の上に[photo01.jpg]が表示され、影付きの写真に見えるようになります。
うまくいきましたか? 次回も簡単なアイディアでデザインがよくなるテクニックを紹介します。お楽しみに!

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